既存の壁の解体、自動ドアの撤去。
一部窓を壁に。

客席側の天井を現在の高さから、
可能な範囲までの高さまで上げます。

梁等は上げられないので、下地を行い、
デザインの一部として残しました。

それに伴いエアコンのほうも可能な限り上げています。

カウンターの中と客席側の目線、
及び排水管を通すため、
床を現在の状態から15cm上げます。

カウンターには、長さ6m、幅750mm、厚120mmの
ケヤキの一枚板をのせます。

重量は450kg程度になるので鉄骨の柱を多く設置。

配管は厨房側をカウンターの中に引きこみます。

厨房の奥は事務室になり、出入口の引き戸は
壁の解体時に撤去した引き戸を再利用しました。

施工前の写真。

施工後の写真。

トイレのタイルを壊さず、コスト・騒音の削減を考慮し、
壁・床ともにタイルの上からパネルを張ります。

床のパネルはEVホールと同じものを施工致しました。

既存の手洗い器は撤去。
新たにセンサー蛇口と手洗い容器を取付けました。

EVホールから店舗へ。

EVホールも一続きの店舗と考えた結果、
出入口のドアを営業時は隠すことに。

引き戸にし戸袋に仕舞い込むことで
すっきりとした雰囲気になりました。

カウンターバックの飾り棚のクロスを替え、
アクセントをつけました。

LIXILのエコカラット。

クロスでは椅子等が接触すると剥がれてしまうので
意匠性も兼ねた仕様です。

カウンターの椅子。

数cm間隔で椅子の高さをカット。
最適な状態にあわせます。

椅子の下に荷物置きを作りました。

・写真1 / 左上出入口、カウンターの足置き等の段差ステップはイメージに合わせた真鍮で統一。

・写真2 / 右上２台あるワインセラーは、セラーのサイズに合わせたオーダーの家具を。

・写真3 / 左下バック棚は柱と柱の間にあわせて、上段は引き出し、下段はグラス棚。
こちらもオーダーの家具です。

・写真4 / 右下橘通りを見下ろせるSP席。円を連ねたオリジナルのテーブル。
椅子も他より少し高めにし特別な空間を作りました。

・写真1 / 左上
右がワインセラー＋飾り棚。左が本棚です。
どちらもオーダー家具になります。

・写真2 / 右上
写真右奥に、上着をかけるクローゼットと吊り棚。

・写真3 / 左下
カウンター正面右奥のデッドスペースは飾り棚に。

・写真4 / 右下
一枚板で作られた客席のテーブルは、
ユニークな形の素材を十二分に活用したもの。

一方のみを真っ直ぐに切断しているので、
大人数対応用に２卓を繋げることが可能です。